笹山縄文(じょうもん広場)

特集でお送りいたします中条冬まつり。役員改選後の初メンバーによる冬まつりということで、イロイロ新しくなりました。

まずは雪像から。中条地区振興会による雪像「雲竜」と中条こども園による「おむすびころりん」です。小雪ながらもなんとか集めて大きな雪像を作ることができました。

竪穴式住居では魚を焼きました。また、鍋を設置し皆様をお迎えいたしました。美味しく焼けたかな?

物販コーナーでは、ゆかりのある岡山県山手地区(現在の総社市山手)の物産を販売しました。大人気のセロリは開店後1時間くらいで売り切れ御礼となり、大好評でした。
その他にも地元中条のいちご、味噌製品、干し芋、クラフトビール、南魚沼産のしいたけなどを販売しました。中条にゆかりのある様々な名物が一堂に会した贅沢な物販でした。
中条ちんころ伝承会からはちんころを提供いただき、ちんころの売上金はすべて能登半島地震災害支援金へ寄付をいたしました。
皆様のご協力ありがとうございました。

物販コーナーにくまさんらしき者が?!

小雪のため、昨年ほど大きくはありませんでしたが、それでも大きなチューブスライダーを作りました。終始子どもたちの賑わいの場でした。

スノーモービルによるボートも今年は行いました。大人気で長い行列ができていました。

雪まつりでここだけ!といえばコレ!!
笹山は国宝火焔型土器出土の地。縄文衣装を皆様に着ていただいて雪原で写真を撮る体験は、ここだけでしかできません。皆さん、映える写真は撮れたでしょうか?

そして雪まつりは終わり、春を待ちます。
次は笹山じょうもん市でお会いしましょう!!

夜には花火を参加者で行いました

中条大地の芸術祭実行委員会では、高龍神社に作られた作品『ここにおいて「縄文の時とともに」』をお焚き上げするイベントを開催しました。
火を取扱う都合上、作品を設置した高龍神社の隣の笹山遺跡での開催となりました。
特集でお送りいたします。

笹山遺跡で開催されました「oh!むかしマルシェ」にNPO法人笹山縄文の里と合同でブースを出展しました。中条地区のPRになればと思います。

当日の様子

たくさんのブースが笹山遺跡に集結しました。

当会のブース

笹山遺跡であることから、笹山じょうもん市のカンパを募集。また、NPO法人笹山縄文の里による縄文ガチャガチャも大人気でした!

2月15日の夜から2月17日まで、第70回十日町雪まつりが開催され、当振興会でも笹山遺跡の中条笹山縄文ひろばの運営と雪像の製作を行いました。

雪炎5000年の眠りから覚めおまえは何を語りたい? 最終日にて
審査当時の写真

地域の皆様の努力が実り、「ほくほく線賞」を受賞しました!

縄文雪柱

その他、今年は「縄文雪柱」を設置しました。これは縄文の日時計をデザインしたものです。撮影当時は夜なのでどんな時刻を刻んだのかはわかりません。日がさす時間もありましたので時刻を刻んだと思います。

第70回十日町雪まつりのお祭り広場として中条地区振興会・中条雪まつり実行委員会では笹山遺跡に「中条笹山縄文ひろば」を設置致します。

ひろばに設置される雪の芸術作品の制作に取り掛かっております。

雪の芸術作品No.8「雪炎5000年の眠りから覚めおまえは何を語りたい?」製作中

当日は作品の他に下記の通りイベントを開催します。皆様のお越しをお待ちしております。

スノーチュービング予定地の山

16日(土)10:00~19:00

11:00〜17:00
●飲食コーナー (モツ煮・鳥の唐揚げ・綿飴・地酒など)
10:00~16:00
●遺跡発掘出土品展示
10:00~19:00
●竪穴式住居体験
●物産販売コーナー(ちんころ・地酒・セロリ・Tシャツ)
●大すべり台(チューブスライダー)


17日(日)10:00~14:00

●飲食コーナー (モツ煮・鳥の唐揚げ・綿飴・地酒など)
●遺跡発掘出土品展示
●竪穴式住居体験
●大ほんやら洞
●物産販売コーナー(ちんころ・地酒・セロリ・Tシャツ)
●大すべり台(チューブスライダー)

公式ホームページはこちら
https://snowfes.jp/wp/?p=15925


未来の笹山のイメージを描いてみました。

あくまでもイメージの一つです。

自然の精霊たちが舞い降りてくるような、世界の聖地であるような笹山の原風景です。

決定したものではありません。

さらにみんなで夢や アイデアを出し合って実現させていきましょう。

笹山鳥観図

笹山広場平面図

笹山縄文館平面図

笹山遺跡は標高170m~180mの信濃川の河岸(かがん)段丘(だんきゅう)上にあります。昭和55年~60年にかけて笹山野球場、陸上競技場などの建設に伴って7次にわたる発掘調査が行われました。

合計15,460㎡の範囲が調査され、石組(いしぐみ)炉(ろ)、埋設(まいせつ)土器(どき)などの遺構(いこう)が数多く見つかったほか、大量の土器、石器などが出土し、遺跡の一部は平成4年に市の史跡に指定されました。また、中世の集落跡も発見されています。

縄文の遺構は笹山縄文館(スポーツハウス)付近を中心として長軸110m、短軸100mの馬(ば)蹄形(ていけい)に分布しており、縄文時代中期中葉~末葉(今から約4,500年~4,000年前)を中心とする大規模な集落であったことが明らかになり、縄文の聖地であり中心地のひとつであった可能性が言われています。

笹山遺跡で発掘された火焔型土器群をはじめとする出土品928点は、平成11年6月7日に新潟県初の国宝に指定されました。