令和三年九月十八日 於 笹山縄文館
多数の応募ありがとうございました。一般、ジュニアの部併せて1,500句もの応募をいただきました。下記の通り入賞作品を発表いたします。
▼一般の部 選者 松田 ていこ
課題 「暮らし」
<縄文大賞>
土器が見し幾星霜の物語り
春川 祐二(新潟県・十日町市)
<準賞>
身の程に生きて米寿を迎えます
桾澤 英男(新潟県・十日町市)
雨の日は女にもどる針しごと
福田 悠(香川県・さぬき市)
この愛と暮らすわたしの緯度経度
若林 柳一(新潟県・佐渡市)
代々の風と暮している安堵
山倉 洋子(新潟県・五泉市)
妻を待つ暮らしをくれたテレワーク
中静 憲夫(新潟県・長岡市)
<選者吟>
わだつみの君を訪ぬる彼岸花
▼ジュニアの部 選者 中沢 光路
課題 「暮らし」
<最優秀賞>
妹がわらうとぼくもうれしいな
ひ口 まお(中条小・三年)
<優秀賞>
校舎から笑みがこぼれる夏がきた
保坂 美波(南中・三年)
夕立だ家のやねたち歌いだす
若井 慎弥 (中条小・四年)
ふっとぶよやなことぜんぶぶらんこで
すずき まに(下条小・一年)
玄関でいつも見送る父と母
岩田 幸明 (中条中・一年)
おすそわけやさしさわけあうありがとう
阿部 未空(西小・六年)
<選者吟>
先人を思い平和な日々を生く
※第九回縄文川柳大会 作品募集中