第十回 縄文川柳全国大会が行われました!

令和五年十月七日 会場・笹山縄文館

多数の応募ありがとうございました。
一般、ジュニアの部併せて2,268句もの応募をいただきました。
下記の通り入賞作品を発表いたします。

▼一般の部    選者 松田 てい子
課題 「愛」

《縄文大賞》
 復元の火焔土器から祝い唄
  大澤 定男(静岡・藤枝市)

《準賞》
 母性愛卒寿の泉まだ枯れず
  小田中 準一(千葉・市川市)

 人類の愛が押させぬ核ボタン
  西川 勝二(新潟・十日町市)

 五十年愛のドラマは今佳境
  香川 遊(香川・坂出市)

 常温の酒とひと夜を語り継ぐ
  山倉 洋子(新潟・五泉市)

 四十年弁当作り今日終わる
  池田 久美子(広島・東広島市)

《選者吟》
 野の瞑り愛しきものを抱くように

▼ジュニアの部  選者 中沢 光路
課題 「約束」  

《最優秀賞》
 ひまわりが太陽のほうむいている
  水落 駿(下条小・五年)

《優秀賞》
 にじのはしやくそくのうたうたっている
  大熊 香乃(中条小・一年)

 また会おう桜のさいた木の下で
  齊木 夏希(中条小・五年)

 クローバー約束という花言葉
  大嶋 煌(中条中・二年)

 ゆびきりのばあちゃんのゆびあたたかい
  鈴木 麻仁(下条小・三年)

 気をつけて親子で交わす合言葉
  岡田 奈々(中条中・一年)

《選者吟》
 花の実も夢も託して種ひとつ